口臭は誰にでも起こるもので、老若男女は関係なく誰でも悩んでしまうおそれのある問題です。
人生で初めて口臭について気になったり悩んだりすることが多い年代は、思春期の中学生もしくは高校生が多いです。
前回の記事で、思春期の年齢の子供が口臭に悩みはじめる理由と口臭対策について詳しく説明しました。
あなたに思春期のお子さんがいらっしゃる場合や、もしくは周囲に口臭に悩んでいる中学生や高校生の人がいらっしゃるのでしたら必見の内容です。
まだ読んでないのでしたら、ぜひ読んでみてください。
⇒思春期の子供に起こる特別な口臭の原因と効果的な3つの口臭対策
では、最初に口臭に悩み始める年代が思春期の頃で、次に口臭に悩むことが多くなる年代っていつ頃だとあなたは思いますか?
次に口臭が気になることが多い年代は、30代を過ぎたときなんです。
30代を迎えたら口臭対策をしっかり取る必要があります。
なぜこの年代は口が臭いことに悩むようになるのでしょうか?
また、効果的な口臭対策はあるのでしょうか?
3つの理由と効果的な対策をあなたにお話しします。
↓↓↓続きを読む前にこちらをクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
30代を過ぎると口臭が強くなってくる理由
まず、中学生や高校生の頃に口臭が強くなると前回の記事でお話ししました。
それは、思春期を迎えて身体に変化が出てくるからです。
思春期のころは、成長ホルモンの分泌がとても活発になってホルモンバランスが崩れます。
それが原因で唾液の分泌が減ったりストレスが多くなったりして口臭が強くなります。
しかし、思春期が終われば身体のバランスも戻るために、この口臭は治るのが一般的です。
そのため、20代には口臭で悩むパターンは他の年代と比較しても少ないです。
もちろん、虫歯や歯周病、さらに胃腸の病気などがあれば20代でも口臭に悩まされることはあります。
(歯磨きを全然していないというのは論外ですが)
この20代を過ぎて、30代や40代になってくると身体に様々な変化が訪れます。
医学的に身体能力の一番のピークは20歳前後と言われており、その20代を終えたころからだんだんと身体の機能が衰えてくるのは仕方のないことです。
その変化がそれまでと違って大きく出始めたとき、口臭にも大きく変化をもたらすのです。
唾液の分泌量が減少する
加齢とともに唾液を分泌する機能も衰えるので、唾液の分泌量も当然減少していきます。
唾液の分泌量が減ることによって口の中が乾燥しやすくなり、その乾燥した環境を好む口内細菌の嫌気性菌が口臭をたくさん作り出してしまうのです。
また、唾液が減ってしまうと口の中をきれいにする機能も低下するので、舌の上の汚れが落ちずに舌苔がつきやすくなります。
あなたは朝の寝起きに口の粘膜が乾いていたり、のどがカラカラになっていることが増えてきていませんか?
そのほかに、舌苔がたくさんついている日が多くなっていませんか?
もしそうだとすると、それは唾液の分泌が昔に比べて減ってきているサインです。
虫歯や歯周病になりやすくなる
唾液の量が減ってしまうと唾液による口の中の殺菌能力も失われるので、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
虫歯菌や歯周病菌がたくさん繁殖して、それが口臭の原因となります。
特に、歯周病菌が歯周ポケットにたくさん入り込んで作り出す悪臭の口臭はやっかいです。
臭いも相当に強いですし、歯周病は虫歯と違って自覚症状がないので気づきにくいのです。
虫歯や歯周病は自宅でしっかり予防することに尽きますが、一度なってしまうと歯医者で治療するしかありません。
でも、歯医者に行くのは料金も時間もかかるので、なるべくなら何度も行きたいくないですよね。
それでついつい治療が遅れてしまったりして、口臭が治らないままという人も少なくありません。
胃腸の消化機能が低下して悪臭が発生する
口の中だけでなく、胃や腸にも注意が必要です。
年齢を重ねれば、胃腸の機能だって低下します。
胃腸で消化不良が起こると悪臭が発生してしまい、その悪臭の成分が胃腸の壁から血液へと取り込まれて全身を巡って肺から呼吸とともに出てきてしまいます。
そのため、吐く息が腐ったタマゴのような口臭になります。
⇒口臭が治らない原因は胃の臭い?不安なら今すぐにこの対策を!
また、息が臭いだけでなく、悪臭の成分が血液とともに全身を巡る途中で汗とともに出て体臭まで臭くなってしまいます。
もっともっと口臭がひどくなってしまった場合、胃腸が病気になっているパターンもあります。
胃がんの原因になると言われているピロリ菌が増殖したり、逆流性食道炎などの病気になると、口臭だけではすまない状況になります。
そんなことにならないように、胃腸にも気を配ってあげてください。
加齢にも怖くない効果的な口臭対策
ここまで読んで、あなたはとても怖くなってしまったかもしれません。
この先、年を取るごとに口臭がひどくなっていくかもしれないと不安でたまらなくなってしまったかもしれません。
しかし、正しい方法で口臭対策をしていれば心配する必要はありません。
加齢による口臭を予防する方法、口臭を改善する方法でとても効果的な方法を以下にまとめます。
シンプルで安易すぎないかとあなたは思うかもしれませんが、シンプルで基本的な口臭予防こそが大切なことなんです。
きちんと実践して、口臭に悩まない毎日を送ってください。
まず歯を磨くことは基本
何といっても、口臭対策の基本は歯磨きです。
毎日の歯磨きをしっかりと実践して、歯垢(プラーク)をしっかり除去して歯石ができないようにしてください。
歯磨きする際は、歯を磨くべきタイミングをしっかり守ることが大切です。
その2つのタイミングを説明したのが以下の記事です。
⇒口臭予防で歯を磨くのにとても重要な2つのタイミング
そして、しっかり歯ブラシを歯に当てて磨くことが大切です。
上手に歯を磨くためのコツを以下の記事で紹介しています。
⇒歯磨きで歯ブラシをベストな角度にして歯を磨ける簡単な3つのコツ
こまめに水分補給をする
加齢とともに唾液の分泌量が減少するので、こまめな水分補給はとても大切です。
たかが水分補給とあなたは思うかもしれませんが、これが意外と侮れないんですよ。
水分補給で口の中の乾燥を予防できますし、さらに唾液の原料となる水分を体内に確保しておくこともできます。
水分補給と言っても、コーヒーはかえって口臭の原因となってしまうので控えてください。
コーヒーを飲むと、コーヒーの粒子が舌の上に残ってしまいますし、カフェインの作用で唾液の分泌が減ってしまいます。
⇒口臭を気にせずにゆっくりコーヒーを楽しめる3つの口臭対策
お茶はリラックスさせる効果がありますが、カフェインが含まれているお茶だとコーヒーと同じように唾液の分泌を減らしてしまうので注意してください。
口臭予防にすごくおすすめのお茶を以下の記事で紹介していますので参考にしてください。
⇒口臭予防の効果を簡単にアップできるお茶の飲み方の2つのコツ
胃腸を健康に保つ
胃腸で消化不良を起こすと悪臭成分が発生し、それが口臭の原因になります。
この臭い成分はタマゴが腐ったような強烈な臭いで、しかも汗に混じって出てきて体臭まで臭くなってしまいます。
口臭予防には胃腸の調子もチェックして健康にするように心掛けましょう。
胃や腸を健康にしておき、特に善玉菌を増やして腸内フローラが良い環境を保つと、口臭だけでなく美容にも良いですよ。
以前の記事で具体的な方法をいろいろ紹介していますので、ぜひ実践してください。
⇒胃の臭いが原因の口臭は簡単に対策できる!6+1個の予防方法で安心
この記事で紹介した方法に加えて、食物繊維が豊富な食べ物を食べるのも効果的です。
おすすめの食べ物はバナナです。
朝食前にバナナを1本と水を一杯飲むのをおすすめします。
胃腸の調子も良くなって、お通じにも良く便秘解消にも効果がありますよ。
その他には、サプリメントを摂取する方法は手軽で効果も高いです。
整腸作用のある有効成分を効率よく摂取できるので、手軽で続けやすいのに高い効果が期待できるんです。
⇒胃の臭いが原因の口臭はサプリメントで3ヶ月で簡単に消せる
しっかり口臭対策をすれば大丈夫だと信じる
加齢によって確かに口臭は強くなってしまいます。
しかし、あまり心配しすぎるのは良くありません。
心配や不安を抱えすぎると、それがストレスとなって逆に口臭の原因になってしまいます。
⇒口臭とストレスの深すぎる関係性を知らないと口臭は対策できない
ちゃんと口臭対策をしていれば、悩むほどに口臭がひどくなることは決してありません。
あなたが口臭ケアをきちんとしていれば、悩むこともなく不安もなくなる毎日の生活を送れます。
一番大切なことは、あなたが口臭に振り回されないことなんです。
↓↓↓読んで良かったと感じたらクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村