前回は、朝に歯磨きをする時間がなくてもできる口臭予防についてお話ししました。
この方法はすごく原始的に思えますが、とても効果的なんです。
まだあなたが前回の記事を読んでいないのなら、ぜひ読んでみてください。
⇒朝に歯磨きをする時間がないときでも簡単にできる2つの口臭予防
さらに、今回は時間がない時でも簡単にできる口臭予防のエクササイズを教えます。
これはエクササイズと言っても、大きな動きをすることはありません。
外でやっても大きなスペースを必要としたり目立ったりすることは決してありません。
安心してエクササイズに励んでください。
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唾液を分泌させて口臭を消すエクササイズ
朝、起きて口の中をそのままにしていると、乾燥したままの状態でネバネバした唾液がずっと残ってしまっています。
このネバついた唾液には、口臭を消す効果はありません。
むしろ、口内細菌にとって活動しやすい環境になってしまいます。
⇒口臭とストレスの深すぎる関係性を知らないと口臭は対策できない
そこで、唾液の分泌を促してサラサラした新鮮な唾液を分泌させることが大切です。
こうすることで、口臭をなくすことができます。
そのためのエクササイズが以下の2つになります。
舌の回転運動と往復運動です。
舌の回転運動
- 口をしっかり閉じる(あまり力を入れ過ぎる必要はありません)
- 舌で前歯の表面をなめるようにゆっくり3周する
- 逆回転で3周する
舌の往復運動
- 口を閉じたまま舌を前歯の根元につける
- 舌をゆっくり喉のほうへ移動させる
- また前歯の根本へ舌を戻す
- この往復運動を5回繰り返す
舌の回転運動をしてから往復運動をする順番で行うと口臭予防に効果的です。
回転運動も往復運動もゆっくり舌を動かすことがコツです。
また、往復運動をするときは舌を喉のほうへ動かしすぎるとつらいので、あまり無理しすぎないようにしてください。
舌の運動が口臭予防に効果がある理由
このエクササイズをすると、たちまちお口の中が新鮮な唾液であふれてきます。
そして、その新鮮なサラサラ唾液によって口臭を消す効果が出てきますよ。
何より、このエクササイズは口を閉じて実践できます。
通勤中の駅のホームや電車内、自動車で信号待ちをしているときなどいろんな場所で簡単にすることができる口臭対策です。
さらに、このエクササイズの効果は朝の時間がない時だけに限りません。
緊張して口の中がカラカラになってしまったときに実践すれば、口の中を潤して緊張を和らげる効果もあります。
いろいろな場面で手軽にできる、この口臭予防エクササイズをぜひ試してみてください。
周りに人がたくさんいて、舌を動かすエクササイズができないという場合は、目立たないツボ押しがおすすめです。
どんどん唾液を出して口臭対策ができるツボはこちらの記事に書いてあります。
⇒どこでもすぐにできる口臭予防に効果的な唾液の増やし方
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