口臭予防にはいろいろな方法があります。
決して方法は1つだけではありません。
よく知られている口臭ケアには、歯磨きでしっかり歯を磨く、舌磨きで舌苔を除去する、ガムを噛むなどあります。
そんな中で、意外と思う口臭予防の方法をあなたに紹介します。
それは深呼吸です。
え？深呼吸するだけで口臭予防になるの？
そんなバカな！
あなたはそう思いませんでしたか？
もちろん、1回深呼吸しただけですぐに口臭が消えるなんてことは残念ながらありません。
しかし、深呼吸を習慣づけていくことで口臭が起きにくくなっていくんです。
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深呼吸が口臭予防に効果がある理由
深呼吸をするだけで口臭予防に効果があるなんて、あなたは信じられますか？
私も、これを初めて聞いたときはすぐには信じられませんでした。
でも、深呼吸が口臭対策になるのにはちゃんとした理由があるんです。
それは、以下の2つの理由です。
リラックス効果がある
深呼吸は何のためにするかと言えば、リラックスするため言わば気持ちを落ち着かせるためにする動作ですよね。
あなたも深呼吸をする理由は落ち着くためにするということが一番多いでしょう。
実は、リラックスするだけで口臭予防に効果があるんです。
ストレス状態にあると口臭が強くなるからです。
また、緊張状態になっていると自律神経の交感神経が優位になって唾液の分泌も抑えてしまうので、やはり口臭が強くなってしまいます。
そのため、深呼吸をしてリラックス状態すなわち副交感神経を優位に保っておくことで口臭の発生を抑え続けておくことができます。
⇒口臭とストレスの深すぎる関係性を知らないと口臭は対策できない
口呼吸を治して鼻呼吸にできる
普段の呼吸は全く意識せずにしていることがほとんどです。
そのため、自分が鼻呼吸をしているのか口呼吸をしているのか気づかないことも多いです。
でも、深呼吸は意識してするものですから鼻で呼吸するか口で呼吸するかを自分でしっかり決めて呼吸することができます。
ですから、しっかり意識して深呼吸をすることで口臭の原因となる口呼吸を鼻呼吸に治すことができるわけです。
口呼吸の治し方としても効果的な方法です。
⇒口臭を改善できるし口呼吸も治すことができちゃう嬉しい口臭予防
一番の注意点として、深呼吸をするときはしっかり鼻で息を吸うように心掛けてください。
このときに口で息を吸ってしまうと、それこそ完全な口呼吸となってしまって逆効果です。
息を吐くときは鼻でも口でもいいですが、私は口で吐くことをおすすめします。
鼻で吸って口から吐く深呼吸は「腹式呼吸」と言って、酸素が身体の奥まで届きリラックスさせる効果が大きいです。
そのため、自律神経のバランスを整えるのにとても効果的なんです。
深呼吸をすればお酒やタバコが原因の口臭を消すことができる
深呼吸が口臭対策になる2つの大きな理由はリラックス効果と鼻呼吸です。
実は、この2つの理由以外にも深呼吸によって口臭をなくすことができる理由があるんです。
深呼吸をすることは、アルコールやタバコが原因の口臭を消すのに大きな効果があるんです。
このアルコールやタバコによる口臭はとても厄介なものです。
お酒を飲んだりタバコを吸ったりすると、その独特の強い口臭が出てしまって困ってしまった経験があるでしょう。
しかも、歯を磨いたり口をゆすいだりいろいろやってみても、すぐに口臭を消すのはなかなか難しいものです。
そんな厄介なアルコールやタバコによる口臭を深呼吸によって消すことができるんです。
アルコールやタバコの口臭に対しての深呼吸は、即効性が期待できる口臭予防なんです。
ちょっと信じられないかもしれませんが、その驚きの理由をあなたにお話しします。
深呼吸でお酒の臭いを早くなくすことができる
お酒に含まれるアルコールは尿とともに排出されているというイメージがありますが、それ以
外にアルコールは血液に取り込まれて肺を通って排出されるケースもあります。
肺を通って口から息とともに排出されるので、それが原因で口が臭い状態になるんです。
つまり、アルコールの成分が吐く息とともに排出されて口臭となるわけですから、深呼吸を繰り返すとより早く排出させることができます。
その分、早く口臭を消すことができるんです。
また、深呼吸で酸素をより多く取り込むことで二日酔いや悪酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を促進する効果もあります。
二日酔いや悪酔いをしなければ自律神経のバランスも崩れずに、さらなる口臭予防につながります。
目安としては、10分くらい繰り返して深呼吸すると効果が期待できます。
飲み会の席などで、ちょっとお酒が回ってきたなと感じたらちょっと席を立って人のいない場所で深呼吸をしてみてください。
深呼吸でタバコの煙や臭いを早くなくすことができる
このタバコによる口臭を深呼吸で消すのもアルコールの場合と原理は似ています。
喫煙後の5～10分はタバコの煙が肺にまだ残っている状態で、その間は少しずつ肺から煙が漏れています。
口からその臭いが漏れてくると、あのタバコ独特のツンとした口臭になってしまいます。
そこで、喫煙後にしばらく深呼吸を繰り返すことで肺に残っているタバコの煙を早く排出することができます。
ヘビースモーカーにはきついかもしれませんが、息が臭いのを改善するために喫煙を少しでも減らして深呼吸をすることを心がけてください。
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