口臭がひどくなってしまう、すごく口が臭くなってしまう、そうなってしまったら大変です。
大切な話し相手に臭い息をかがせてしまうことになります。
前回の記事では、もし口臭が起きてしまったらすぐに口臭を対策できるための方法を紹介しました。
口臭をすぐその場で対策するのにとても大切なものについて詳しく書いてあります。
⇒口臭をすぐその場で対策するために重要なものと簡単な2つの方法
でも、口臭に自分で気づくたびにその場で口臭を対処していたのではキリがありません。
それに、自分の口臭は自分では気づきにくいようになっているんです。
⇒自分の口臭に気づかない驚きの理由とすぐに口臭を消す簡単な方法
だから、普段の生活の中で自分の吐く息が臭いことがわかることってほとんどありません。
あったとしたら、自分で口臭チェックをしたときくらいでしょう。
自然に気づく場合は、口が臭いのがかなりひどくなってしまっているパターンでしょう。
そんなひどい口臭になった時に初めて気づくようでは遅いです。
そこまで口が臭い状態になってからでは、その場で口臭を対処しようとしてもうまくいきません。
「しまった!ちゃんと口臭予防をしておけばよかった」と後悔しても遅いです。
そんなことにならないために、普段から口臭をきちんと予防して改善していくことが大切なんです。
長い目で口臭を対策していかないと、なかなか口臭をなくすことはできません。
今回は、長期的に口臭を予防してくことについてあなたにお話しします。
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口臭に気づいてから口臭を予防しても遅い
口臭が起きる、口や息が臭くなるというのは、体の状態が変化していると言えます。
赤ちゃんの時は誰でも口臭はありません。
それが、年齢を重ねるにつれて口臭が出てくるんです。
年齢を重ねての口臭の原因には、思春期の体の変化や、加齢による体の変化などがあります。
特に大きいのは、加齢による体の変化です。
年を取ると口臭や体臭、ワキガなどに悩まされるのは、加齢によって体が変化してくるからです。
加齢による体の変化で口臭の原因になるのは、唾液の分泌量が減ってしまうことです。
身体能力が衰えてくるため、唾液を分泌する能力も衰えてきます。
唾液が減ってしまうと、唾液による消臭作用や殺菌作用の効果が減ってくるので口が臭い状態になりやすくなるんです。
唾液が減ることで虫歯や歯周病になりやすくなる
唾液の分泌が減ってしまうことで、口臭を消す消臭作用が減ってしまいます。
それだけでなく、唾液の殺菌作用まで失ってしまうので虫歯や歯周病になりやすくなります。
虫歯や歯周病になると、虫歯菌や歯周病菌が口の中に大量に発生します。
すると、口の中の大量の細菌が悪臭成分をたくさん作り出してしまうので、口臭が強くなってしまいます。
虫歯や歯周病になっていなくても、歯垢の塊や歯石が歯にできるだけでも口臭の原因となってしまいます。
唾液の分泌が少なくなったのを歯磨きでしっかりカバーする
加齢とともに、口臭予防や虫歯予防に欠かせない唾液の分泌が減ってしまう。
これは、避けられないことでありどうしようもないことです。
だから、しっかり歯を磨くことで虫歯や歯周病を予防して唾液の分泌の減少をカバーすることが大切です。
虫歯や歯周病は、一度なってしまうと歯科医院で歯医者さんに診てもらわないと治すのが難しいです。
また、治すまでに長い時間がかかることもあります。
そのため、口臭の原因としてすごく大きなものになるんです。
だから、虫歯や歯周病にならないように普段から予防しておくことが長い目でしっかり口臭予防をすることになるんです。
歯磨きはやり過ぎず1日2回でも十分
虫歯や歯周病を予防して長期的に口臭を予防することがとても大切なこと。
だから、しっかり歯を磨くことがとても大事。
でも、1日に何回も歯を磨くことはかえって逆効果で口臭の原因になることさえあります。
歯磨きをするのは、正しい歯の磨き方をしていれば1日2回で十分なんです。
夜に寝る前と朝に起きたとき。
1日の中で、この2回しっかり歯磨きをすれば口臭対策はバッチリです。
⇒口臭予防で歯を磨くのにとても重要な2つのタイミング
普通の歯磨き粉を使うだけでもいいですが、さらに液体歯磨きを使うことで歯磨きの効果がさらにアップします。
⇒口臭予防に液体歯磨きと洗口液を使うメリットをそれぞれ比較
歯磨きの時は舌もチェックしておこう
歯磨きで洗面所の鏡の前に立つとき、ついでに舌の舌苔をチェックしておきましょう。
虫歯や歯周病ほど神経質になる必要はないですが、舌苔も口臭の原因となります。
舌の汚れや舌苔も、唾液の分泌が減ってしまうことが原因でできてしまいます。
もし舌苔がたくさんついてしまっていたら、舌磨きでしっかり落とすようにしてください。
ただし、歯ブラシで舌を磨くことは絶対にNGです。
舌を磨くときは、必ず専用の舌ブラシを使ってください。
⇒知らないあなたは損してる!舌苔の落とし方と舌磨きの正しいやり方
普段から唾液の分泌を意識することも大切
唾液を分泌させることで、唾液の消臭効果で口臭対策ができます。
しかし、普段から唾液の分泌を意識しておくことがもっと大切なことです。
唾液の分泌を減らさないように心がけていれば、口臭がひどくなって困ってしまうこともありません。
虫歯や歯周病にもなりにくくなります。
舌に汚れや舌苔がつきにくくなります。
寝起きの口臭が改善されます。
簡単に唾液を増やすことができる方法をこちらで紹介しています。
ぜひ実践してみてください。
⇒どこでもすぐにできる口臭予防に効果的な唾液の増やし方
普段の習慣や意識の積み重ねは、長い目で見た口臭予防に大きな結果と効果をもたらしてくれます。
唾液の分泌の意識と歯磨きの習慣。
これをしっかり続けていくことで、いざという時に口が臭くなってて慌てちゃうことはなくなりますよ。
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