口臭予防のために歯磨きは大切なことです。
世の中にはいろいろな世代で男性も女性も口臭に悩む人がたくさんいます。
そんな口臭に悩む多くの人のほとんどは、まず口臭対策として歯磨きから始めるパターンが多いです。
口臭を治すために歯磨きから始めることは全く間違ってはいません。
歯を磨くことで、歯垢を除去して歯石を予防するプラークコントロールは、虫歯や歯周病の予防だけじゃなく口臭の予防にも効果的です。
でも、歯磨きを毎日のように頑張っているのに口臭が改善しないという人もたくさんいます。
毎日きちんと時間をかけて歯磨きをしているのに口臭が治らない。
朝の寝起きも、昼間の仕事中も、夜の自宅でも、いつも口が臭い。
電動歯ブラシや歯間ブラシやデンタルフロスまで使っているのに口臭がなくならない。
リステリンなどの液体歯磨きも使っているし、舌磨きで舌を掃除して舌苔の除去までしているのに口臭が治る気配が全くない。
それがずっと続いてしまい、どうしたらいいかわからなくなるなんてことも珍しくありません。
あなたは、こんなふうに口が臭いことに悩んでいませんか?
口臭を治すために歯を磨くことはいいことです。
でも、間違った歯磨きの仕方をしていると口臭を改善するどころか逆効果になってしまいます。
口臭予防に正しい歯磨きをしてこそ意味があるんです。
その中で、意外と見落としがちなのが歯磨き粉です。
歯磨き粉は、コンビニやドラッグストアで市販のものがたくさん売られています。
さらに、ネット通販のものを含めると本当にたくさんの種類があります。
歯磨き粉の人気ランキングや口コミをまとめたサイトもたくさんあります。
これだけたくさんの種類がある歯磨き粉です。
口臭予防のためによくない歯磨き粉だって混じっているんです。
あなたが使っている歯磨き粉は大丈夫でしょうか?
口臭をなくす効果が高い歯磨き粉はどういうものなのかしっかりチェックしておきましょう。
そして、次に歯磨き粉を買うタイミングにぜひ役立ててください。
使う目的ごとによる歯磨き粉の種類
歯磨き粉と言っても、使う目的ごとに種類はさまざまです。
それぞれの歯磨き粉ごとに効果が大きいものがあります。
まずは、どんな目的の歯磨き粉があるのかをチェックしておきましょう。
虫歯予防
歯磨き粉と言えば、まずは虫歯予防のためでしょう。
薬局などで売られている歯磨き粉の多くは虫歯予防のためのものが多いです。
実際に歯磨きの時に歯磨き粉を使っている人も、虫歯を予防するために使っている人がほとんどのはずです。
虫歯予防の歯磨き粉の特徴として、成分にフッ素が含まれていることがあげられます。
フッ素は、歯の再石灰化を促してくれる成分なので虫歯予防に効果が期待できます。
虫歯予防のためにフッ素入りの歯磨き粉を使う場合は、歯磨き後のうがいでフッ素を流してしまわないように注意が必要です。
フッ素を無駄にしないための正しい歯磨きとうがいの方法はこちらです。
⇒「ソレダメ」な歯磨きをすぐに解決してくれる歯磨き粉と液体歯磨き
ホワイトニング効果
歯磨き粉には、歯のホワイトニング効果があるものがあります。
この歯磨き粉を歯磨きの時に使うことで、歯の着色を落として歯を白くする効果が期待できます。
あなたがコーヒーを飲んだりタバコを吸ったりすることが多いのならおすすめです。
歯科医院で歯医者さんにやってもらうような本格的なオフィスホワイトニングとまではいきません。
自宅で手軽にできるホワイトニングくらいに考えてみてください。
歯の黄ばみが気になっているのなら、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使ってみましょう。
歯茎を強くする
消炎剤が配合された歯磨き粉は、歯茎を強くしてくれて歯茎の出血や歯周病の予防に効果があります。
止血作用のある成分のトラネキサム酸や、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムなどが含まれているのが特徴です。
歯茎から出血することが多い人におすすめです。
知覚過敏予防
歯の知覚過敏を予防する歯磨き粉もあります。
冷たい飲み物を飲んだとき歯にしみて痛いのは早く治したいですよね。
知覚過敏は、歯の表面のエナメル質の内側にある象牙質に刺激が加わることで起こります。
歯の磨きすぎや歯の食いしばりや歯ぎしりで、表面のエナメル質が削れたり歯茎が下がったりして象牙質が露出してしまうことが主な原因です。
知覚過敏を予防して治してくれる成分を歯磨き粉に加えることで、知覚過敏に効果が期待できます。
硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどの成分を歯磨き粉に配合することで、歯を磨くと歯をコーティングしてくれて冷たいものが染みにくくなるんですよ。
口臭予防に効果がある歯磨き粉はどれなのか?
では、いろいろ種類がある歯磨き粉の中でどれが口臭予防に効果があると言えるのでしょうか?
基本的には、一般的な虫歯予防のための歯磨き粉で問題ないでしょう。
虫歯を予防することは虫歯菌の繁殖をおさえることになるので口臭の予防になります。
また、虫歯予防のためにしっかり歯磨きをして食べカスや歯垢を落とすことで、食べかすや歯垢の臭いをなくして口臭予防になります。
だからと言って、ホワイトニング効果のある歯磨き粉に口臭予防の効果がないわけではありません。
歯の表面をきれいにしてくれる歯磨き粉なので、歯の表面についた汚れや歯垢も除去してくれます。
これは立派に口臭予防につながりますよ。
実は、そもそも口臭予防に効果のある歯磨き粉がどれかということを心配する前に、口臭の原因になってしまう歯磨き粉がどういうものなのかを覚えておく必要があります。
歯磨き粉選びを間違えてしまうと、口臭を治すどころかかえってひどくさせてしまうからです。
口臭予防に逆効果になってしまう歯磨き粉の特徴
口臭をなくすためにせっせと歯磨きをしているのに、歯磨きのために使う歯磨き粉が口臭の原因になる。
そんなことが実はあるんです。
口臭の原因になる歯磨き粉ってどういうものなんでしょう?
いくつかの特徴をまとめるので、しっかり覚えておいてあなたの歯磨き粉選びに役立ててください。
研磨剤が入っている
歯をしっかり磨くようにするために研磨剤が入っている歯磨き粉がありますが、研磨剤入りの
歯磨き粉はおすすめできません。
研磨剤が歯の表面を削ってしまうために、使いすぎると歯の表面が傷ついてしまいます。
その傷ついたところに歯垢がたまりやすくなり、虫歯や口臭の原因になります。
研磨剤が入っていない歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
強い香りがついている
歯磨き粉の中には、ミントなど強い香りがついているものがあります。
赤ちゃんや子供用の歯磨き粉に多いですが、大人用でも香りが強い歯磨き粉があります。
香りがついた歯磨き粉は、香りが口臭と混ざってしまって口臭が逆に目立ってしまうことがあります。
そのため、歯磨きをしたあとのほうがかえって息が臭いなんてことになってしまいます。
また、口臭チェッカーを使って口臭をチェックする場合に歯磨き粉の香りが口臭の数値として出てしまうことがあります。
このような理由から、香りがついている歯磨き粉を使うことはおすすめできません。
香りがついていない歯磨き粉を選ぶようにしてください。
歯磨き粉はまず口臭の原因にならないものを選ぶことが一番大事
歯磨き粉はたくさんの種類があり、中には口臭を消す効果をうたっている歯磨き粉もあります。
でも、口臭の原因になって逆効果になる歯磨き粉を選ばないようにすることが第一です。
口臭を治すために頑張っている歯磨きが、知らないうちに口臭の原因になってしまってはどうしようもありません。
まずは、口臭の原因にならないような歯磨きを習慣づけましょう。
口臭の原因は口の中にあるとは限りません。
胃や腸で発生した臭いが口臭の原因になることもあります。
そのときに、歯磨きが口臭の原因になっていては胃腸が口臭の原因になっていることを突き止められません。
逆効果になってしまうような歯磨きをしてはダメなんです。
と言っても、口臭を改善する効果がプラスされた歯磨き粉を使うに越したことはありません。
効果の高い歯磨き粉を使って口臭の悩みを1日でも早くなくしたいですよね。
そんなときには、こちらの歯磨き粉がいいでしょう。
口臭の原因になるような成分も香りも一切ないですし、口臭を改善するだけじゃなく歯を白くきれいにすることもできる歯磨き粉です。
⇒歯を磨くのに使うだけで口臭の心配がすっかりなくなる歯磨き粉
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