口臭の原因で有名なものが舌苔です。
口臭の原因の7割は舌苔と言われているくらいなんです。
舌苔とは、舌の汚れが舌の上にたまってできるものです。
舌の汚れがたっぷりたまり、そこに細菌が繁殖したものなので腐ったような強烈な口臭になります。
そのまま舌苔を放置していると、舌苔が黄色くなるくらい細菌が繁殖してもっともっと口が臭くなってしまいますよ。
鏡で舌を見てみたら、「え~!こんなにベロが白い!」と真っ白い舌に大ショックなんて経験あなたはありませんか?
舌苔が分厚くたまらないように舌を掃除することが、口臭予防にはとても大切です。
あなたの舌の奥の方まで舌苔がビッシリついているのなら、すぐに舌苔を除去しないといけません。
そうしないと、いつまでたってもあなたの口臭は改善しませんよ。
舌苔や舌の汚れを除去するといっても、無理にゴシゴシと舌を磨くのは口臭を治すどころか逆効果です。
無理な力を入れて舌を磨いてしまうことで舌を傷つけてしまい、かえってそれが口臭の原因になってしまいます。
舌磨きの危険性について詳しくまとめた記事がこちら。
⇒知らないあなたは損してる!舌苔の落とし方と舌磨きの正しいやり方
でも、舌を傷つけないようにソーっとおそるおそる舌磨きをしても、効果があるとは思えなくて不安になるだけですよね。
力を入れてゴシゴシ舌を磨くと、かえって舌によくない。
ソーっと舌磨きしても、舌をきれいにする効果がない。
じゃあ、一体どうしたらいいの?
そんなに深刻に考えなくても大丈夫ですよ。
舌ブラシなどの道具を全く使わないで、簡単に舌をきれいにできる方法があるんです。
舌ブラシを使わないのに、簡単に舌を掃除できちゃうんです。
しかも、舌を傷つける心配が全くないおすすめの方法です。
私もこの舌磨きの方法を知ってから、いつもお手軽に舌の汚れを落とすことができています。
道具いらずでとても簡単なのに、舌磨きの効果がとても高いんですよ。
舌ブラシを使わずに舌を掃除できる、今までになかった舌の汚れや舌苔の取り方をあなたに教えます。
あなたが舌苔が気になったタイミングでいつでもすぐに舌磨きができるので、とても簡単で便利で画期的な舌の磨き方ですよ。
舌を歯ブラシや爪でこする舌苔の取り方は絶対にダメ
まず、舌磨きについて必ず守らなくてはいけないことがあります。
歯ブラシや爪で舌をこすって舌苔を取るのは絶対にやってはいけません。
歯ブラシや爪を使う舌苔の取り方は、舌の表面の舌乳頭という細胞を傷つけてしまいます。
舌の表面の細胞が傷つくと、傷ついた表面を守ろうとしてもっと舌苔を舌が作り出してしまうからです。
最悪の場合、傷ついた舌から出血したり、味を感じる細胞が破壊されて味覚障害になったりする危険だってあります。
あなたが舌苔を取りたいのなら、専用の舌用ブラシを使って優しくなでるような使い方で舌を磨く必要があります。
でも、舌ブラシをわざわざ薬局やドラッグストアに行って購入するのも面倒ですし、時間もお金だってかかります。
また、歯ブラシで歯を磨いた後に、歯ブラシから舌ブラシにわざわざ持ち変えて舌を磨くのも意外と面倒。
さらに、歯ブラシと舌ブラシの2本のブラシを清潔に保管するのも面倒。
外出先や仕事の合間に舌を磨きたいけど、舌ブラシを持ち歩くのがまた面倒。
舌磨きは意外と面倒なことばかりで、結局いつの間にか舌を磨く習慣を挫折してしまっていたなんてことはよくあります。
舌ブラシを使わずに舌をきれいにする方法
舌磨きをするのは意外と面倒なことが多いです。
でも、そんなたくさんの面倒を一気に解決できちゃう舌の磨き方をあなたに教えちゃいます。
舌ブラシを使わなくても、簡単に舌苔を除去する舌磨きの方法です。
その画期的な舌磨きの方法は、以下の手順になります。
①口を軽くゆすぐ
②水を口に含む
③舌を口の上部とこすり合わせる
④何回か舌を口の上部にこすり合わせたら、口に含んでいる水を飲みこむ
これだけです。
この手順を、口の中に含んだ水に味がしなくなるまで繰り返してください。
そうすれば、あなたの白い舌はピンク色が感じられるくらいきれいになりますよ。
舌ブラシを使わずに水だけで簡単に舌苔を除去できる理由
でも、舌ブラシを使わずにどうして水だけで舌の汚れが本当に落とせるの?
あなたは、ちょっと疑わしいと思ったかもしれませんね。
実は、この舌苔の落とし方は口の自浄作用をうまく活用した舌磨きなんです。
試しに、ちょっと唾を飲み込んでみてください。
唾を飲むときに、舌が口の上の部分を自然になでましたよね。
このとき、舌と口の上部がこすれあって舌の汚れを落としているんです。
つまり、私たち人間には食べ物や飲み物を飲み込むとき自然に舌の汚れを落とす自浄作用がもともと備わっているんです。
私たちの体ってうまくできているものですね~。
舌の自浄作用をうまく利用することで、舌ブラシを使わなくても舌の汚れを簡単に落とすことができるのがこの舌磨きの方法です。
舌を口の上とこすりあわせるとき、水を含んでいることで落ちた舌の汚れを水に浮かします。
それを飲み込むことで一気に汚れを口の中からなくすことができます。
舌に無理な負担をかけずに舌を掃除できるので、舌を傷つけるリスクがゼロで口臭対策に大きな効果が出ます。
さらに、舌をこすって動かすことで唾液の分泌を促すメリットもあります。
舌の汚れが落ちた後に唾液がたくさん出てくるので、舌苔予防の効果がもっとアップしますよ。
舌磨きをした後は水を出してもOK
もし、舌の汚れを含んだ水を飲み込むのはちょっと・・・と嫌に思うなら水を吐き出して大丈夫です。
水を出す前に、口に含んでいる水に味を感じるかどうかで汚れがまだ残っているかをチェックすることができます。
水に味を感じなくなれば十分に舌苔や舌の汚れが落ちたという証拠ですから、水を吐き出す場合でも汚れが残っていないかのチェックは忘れないでください。
最後の仕上げに、リステリンなどのマウスウォッシュ(洗口液)を使って口をゆすぐのもいいでしょう。
うっすらと白い舌が健康な舌の色
この方法で舌の掃除を終えれば、少しくらい舌が白い状態でも全く心配いりません。
それ以上やっても舌苔は取れないですから、うっすら残っている舌苔を無理に取ろうとはしないでください。
舌の掃除のやりすぎは、舌の表面を守ってくれている必要な舌苔まで落とすことになってしまうのでよくありません。
舌磨きの後に舌の上に少し残っている舌苔は、舌の表面を保護するために必要なものなんです。
無理に舌苔を除去しようとして、舌磨きをやり過ぎたり頻度が多かったりするのはおすすめできません。
舌の磨きすぎは、舌の細胞を傷つけてしまうなどのリスクがあって口臭予防には逆効果です。
口臭の原因をなくすどころか、かえって口臭の原因になっちゃいますよ。
舌全体がうっすら白くて、周りのふちだけがピンク色の状態が健康な舌の色です。
完全なピンク色は健康な舌の色とは言えないので、完璧なピンク色の舌にしようとは絶対にしないでくださいね。
舌の掃除がやりやすくなる簡単な2つのコツ
舌と口の上の部分をこすり合わせる舌磨きのやり方は、簡単にできるのが大きなメリットです。
でも、最初のうちは口から水がこぼれてしまうなどして、慣れるまでちょっとやりにくいかもしれません。
あなたがこの舌磨きに慣れるまで、やりやすくなるコツをまとめますね。
舌が動かしにくかったり水が口からこぼれたりする場合は、舌を前後ではなく横に動かすとやりやすいです。
舌を前後に動かすと、舌が前に動くときに水が口からこぼれてしまいやすいです。
左右に舌を動かして舌をこするのも効果はほとんど変わりません。
また、口いっぱいに水を含まないのがコツです。
口いっぱいに水を含んでいると、舌を動かしにくくなりますからね。
1回にコップ半分くらいの量で舌磨きをして、回数を何回か繰り返すようにやってみてください。
舌苔を自然になくす方法もやっておくと安心
舌ブラシを使わずに舌苔を除去する方法を紹介しました。
これで舌ブラシをいつもわざわざ持ち歩かなくても、舌苔を心配する必要がなくなった!
白い舌に悩まない日を目指せる!
あなたは安心したことでしょう。
最後にもう1つ、嬉しい情報をあなたに教えましょう。
舌磨きで舌苔をなくすことは大切ですが、普段から舌苔を予防しておくと舌磨きをする面倒がなくなります。
舌磨きは、舌苔がたくさんできてしまうからやる必要が出てくるんです。
普段から舌苔がたくさんできないようにあらかじめ予防しておけば、そもそも舌を磨く手間も必要なくなります。
舌磨きの方法で悩むこともなくなれば、舌を磨いてもなかなか舌苔が取れないことに悩むこともなくなりますよ。
舌苔がたっぷりの白い舌を治すために舌磨きは大事なことですが、同時に普段から舌苔を対策しておくこともおすすめします。
舌磨きと一緒に舌苔の予防と対策もやっておけば、舌苔で舌が白くネバネバするのに悩むことはありません。
ひと手間で簡単に舌苔を予防・対策できる方法はこちらで詳しく解説しています。
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