緊張状態にあると口臭が起こりやすくなることを前回の記事でお話しました。
その理由は、緊張状態になると唾液の分泌が減少して口の中が乾燥するからです。
しかし、それ以外にも口臭が起こりやすい状態があります。
それは口の状態です。
口の状態と言っても、虫歯や歯周病になっているとかではありません。
チェックするのは舌や唇の状態なんです。
舌や唇がどうなっているかを確認するだけで、口臭が起きやすい状態になっているかがわかっちゃうんです。
今回は、口臭が起きやすい口の状態と口臭の原因となってしまう理由についてお話しします。
あなたの口も、もしかしたらそんな状態になっているかもしれないので、しっかりチェックしてくださいね。
↓↓↓続きを読む前にまずこちらをクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
口臭が起こりやすい口はこうなっていた
まず、通常の口の状態を説明します。
説明を読みながら、今の自分の舌の状態も意識してみてください。
次の2点が大きな特徴です。
- 舌の先が下前歯のあたりにある
- 唇は閉じているように見えても、ほんの少しだけ開いている
どうですか?今現在、よほど緊張しながらこの記事を読んでいるのでなければ、上記の2点の特徴を満たしているはずです。
ではここで、緊張した時のようにギュッと唇を閉じてみてください。
先ほどと口の中の状態が大きく変わったことでしょう。
以下が口の中で変化した点です。
- 上下の奥歯が触れ合っている
- 唇が完全に閉じた状態
- 舌が口の上部にくっついている
緊張状態になって唇をギュッと閉じてしまうことで、口内の空気と外気との交換ができなくなってしまいます。
また、口をきつく閉じることによって、口の上部が下がって舌と接触するまでになってしまい、口の中の容積が減ります。
口の中の空気(酸素)の量も減ってしまいます。
口の中の酸素量が減ったうえに、外からの空気の入れ替えもできない状態になってしまうため、口の中は酸欠状態に陥ってしまいます。
酸欠状態になると口臭を作り出す嫌気性菌が活発に活動するようになり、口臭が起きるというわけです。
緊張状態の口は、口臭にとってデメリットしかないんです。
⇒口臭を気にして口を閉じるともっと口が臭くなっちゃう意外な理由
でも、安心してください。
口臭が起こりやすい口の状態を変えてしまう効果的な方法があるんです。
口臭を発生させない口にする簡単で効果的な対策方法
緊張状態の口は口臭発生へまっしぐらです。
ですから、この状態を早めに改善しないといけません。
効果的な対策方法は以下の手順になります。
①奥歯を離して、唇も少し離す
緊張してギュッと閉じてしまった唇を通常の状態に戻すことが必要です。
触れ合っている奥歯を離し唇をほんの少し1ミリくらい開けることで、口の上部に空間ができて外気との酸素の交換も可能になります。
②舌の先で下前歯の裏を触る
緊張してしまうと舌が口の上部にくっついてしまい、口内の空間が狭くなります。
そこで、舌の先で下前歯の裏を触ることで舌が通常の位置に戻ります。
③「タラタラタラ」「パラパラパラ」などの言葉を言う
巻き舌になる「ラ」の音を多く発音することで、舌や口周りの筋肉が良く動きます。
そうすると緊張状態がとけ、さらに続けることで舌や筋肉が鍛えられて通常の状態をキープしやすくなるメリットがあります。
必ずしもも大きな声を出して言う必要はありません。
口や舌の動きが重要なので、小声で言ったり声を出さずに動かしたりしても大丈夫です。
この手順を実践することで、口の中の酸欠状態のガスを追い出して新鮮な空気と新鮮な唾液が口の中にあらわれてきます。
さらに口臭の原因となる緊張状態もとけてきますよ。
ちょっとしたことですが、効果はとても大きいのでぜひ試してみてください。
↓↓↓読んで良かったと感じたらクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村