日常でふと気がついたら歯をすごい力で食いしばっていたなんて経験はありませんか?
歯を強く食いしばること、俗に言う「歯ぎしり」も同じですね。
歯の食いしばりや歯ぎしりは医学用語で「クレンチング」と言うそうですが、この食いしばりをついついやってしまうことが多いと要注意です。
癖などで食いしばりが習慣になってしまっている場合は、それが口臭の原因となる場合があります。
また、口臭だけでなく身体にとってさまざまな悪影響になってしまいます。
あなたも無意識にやっているかもしれない食いしばり。
今回は、歯の食いしばりと口臭の関係についてのお話しです。
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食いしばりが口臭の原因になる驚きの理由
食いしばりの原因で最も多いものはストレスや緊張です。
ストレスがあるだけでも口臭の原因となりますが、食いしばりまであると口臭予防にとってさらに状況は悪くなってしまいます。
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私が以前に勤めていた職場でも、相当に仕事のストレスを抱えていた人がいました。
その人は、夜に寝ているときの食いしばりで歯が欠けてしまったくらいだそうです。
その人はとても面倒見が良くて、私はとても親切にしてもらっていました。
でも、一方で折が合わない人とはしょっちゅう仕事のことでぶつかっていました。
それが歯が欠けてしまうくらいの食いしばりの原因となるストレスとなっていたのでしょう。
食いしばりですぐに口臭が発生するわけではありません。
強く食いしばっただけでは臭いなんて発生しないですが、歯にとても強い力が加わってしまうことで歯茎が損傷してしまい、さらに歯を支えている骨に異常が起こります。
食いしばりで歯に力がかかり続けると歯や歯茎の損傷が起こって歯にぐらつきができます。
すると、歯と歯茎の間にすき間できて、そこから歯周病になってしまいやすくなります。
また、歯茎への強い力による損傷自体で炎症の引き金となり、歯周病の進行を早める原因になってしまいます。
歯周病は口臭を発生させる最も大きな原因なので、食いしばりが歯周病を介しての口臭の間接的な原因となる可能性があるのです。
その他に、歯を食いしばるくらいの精神状態は自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位に立っている状態なので、唾液の分泌も抑えられている状態です。
ですから、口臭がさらに発生しやすい状態と言えるのです。
歯を食いしばることで口臭の原因となることを挙げましたが、その他にも歯の損傷や歯周病、その他にも顎関節症や知覚過敏の原因にもなってしまいます。
歯を食いしばる口の状態が口臭にはとても危険
歯を食いしばっていると、口の内部全体を強く閉じている状態になります。
この口を強く閉じている状態が口臭の原因となるんです。
歯を食いしばって口を強く閉じてしまい、さらに唇をギュッと閉じてしまうことで口内の空気と外気との交換ができなくなってしまいます。
また、口の上部が下がって舌と接触する形になって口の中の容積が減ります。
そうなると口の中の空気(酸素)の量が減り、外の空気との入れ替えもできない状態になってしまうため、口の中は酸欠状態に陥ってしまいます。
酸欠状態になると、口臭を作り出す嫌気性菌が活発に活動するようになって口臭が作り出されてしまいます。
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歯の食いしばりはいろいろな面から口臭の原因となってしまう
歯の食いしばりが口臭の大きな原因となることについてお話ししました。
ここまで読んで、歯の食いしばりは口臭の原因になることを含めてデメリットしかないことがわかったと思います。
食いしばりが口臭の原因となる理由をまとめます。
- 歯周病の原因となることで間接的に口臭の原因となる
- 身体が緊張状態のために唾液の分泌が抑制されて口臭が発生しやすくなる
- 口を強く閉じている状態のために口内が酸欠状態となって嫌気性菌が活発になる
歯を食いしばっていると、直接的と間接的の様々な要素から口臭の原因となってしまいます。
では、歯を食いしばってしまうのはどうやって治すべきなのでしょうか?
食いしばりをやっていることをしっかり自覚する
まず、歯を食いしばってしまう癖があったとしても自分自身で気づいていないことも多いです。
特に、寝ている間に歯ぎしりがすごいというケースもありますが、これでは寝ている間の出来事なので気づくわけがありません。
私の昔の職場の先輩の人も、知らない間に食いしばりの癖で寝ている間に歯が欠けてしまいました。
ですから、何よりまず自分自身で歯を食いしばっていることを自覚することが第一歩です。
何か嫌なことや悔しいことがあった時に、我を忘れてすごく歯を食いしばっていないかを確認してみてください。
こういう注意を頭の片隅に置いておくだけで、癖というものはふと我に返って気づくものなのです。
また、寝ている間に歯を食いしばっていないかを確かめる必要もあります。
そのために、寝ているときに歯ぎしりがないかを家族に確認してもらいましょう。
もし、どうしても家族に確認してもらうことが難しい場合は、朝に起きたときに以下の点をチェックしてみてください。
- あごが疲れていたり痛くなっていないか
- あごの関節が引っかからないか
- 肩こりや頭痛が起こっていないか
こんな症状があったら、あなたは寝ている間に歯を食いしばってしまっている可能性が大きいです。
食いしばりを治す方法
自分で食いしばっていることが自覚できたら、まず大きな1歩を踏み出しました。
次のステップとして、食いしばりを治してしまいましょう。
ストレスや緊張をなくす
歯を食いしばってしまう原因で最も多いものはストレスや緊張です。
つまり、ストレスや緊張をなくすことがまず第一です。
入浴や睡眠でしっかりストレスや緊張を軽減させてください。
また、食いしばっていることに気づいた際は深呼吸をぜひおすすめします。
深呼吸は緊張やストレスを和らげる効果があり、さらに鼻呼吸の習慣をつけることができるので本当におすすめです。
⇒深呼吸で口臭をなくすことができる4つの驚きの理由
仰向けに寝ることを心がける
そして、寝ている間に歯ぎしりがすごい場合は寝る際にも注意が必要です。
まず、寝る姿勢は仰向けを心がけてください。
横向きは歯に圧力がかかってしまうのでよくありません。
寝酒は飲まない
寝つきが良くないからと言って、寝酒もダメです。
飲酒後に寝ると眠りが浅くなってしまうので、ストレスや疲れが取れないうえに歯ぎしりをしてしまう原因となってしまいます。
寝酒はせずに仰向けで寝る習慣をつけましょう。
マウスピースをつける
医学の力を借りる方法ですが、マウスピースをつけることによって歯が力いっぱいかみ合うことを防ぐことができます。
マウスピースを使うのでしたら歯医者へ行ってオーダーメイドで作ってもらうことをおすすめしますが、時間を取らず安く済ませるなら市販の安価なものもあります。
ただ、市販品のマウスピースは自分の口に合わなかったり壊れやすかったりすることも多いので注意が必要ですよ。
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