年を取ってくると、どんどん口臭が強くなってきます。
昔は口臭なんて気にならなかったし、周りからも指摘されることはなかったのに、年を取ったらいつの間にか口臭がすごいことになってきていた。
あなたはそんなことを思ったことはないでしょうか?
実は、唾液の分泌量は年齢を重ねるにつれて減少していきます。
それが原因で、年を取ると口臭が強くなっていくのです。
もちろん、年を取って加齢臭などの体臭が混じって臭くなっている場合もあります。
でも、年を取って口臭が強くなってくる原因として唾液の分泌量が減ってしまうのはすごく大きいんです。
たとえば、赤ちゃんはサラサラした唾液やよだれが口から垂れるくらいにたっぷり分泌されていますよね。
だから、赤ちゃんの口からはミルクや離乳食のにおいを感じたことはあっても、口臭を感じたことはないはずです。
唾液は口臭対策を考えるうえでバカにできません。
いや、バカにできないどころか唾液は口臭対策絶対に欠かせないものと言っても過言ではありません。
唾液の量が減ってしまうだけで、舌の汚れや舌苔がたくさん舌について舌が白い状態になってしまったり、口臭が強くなってしまったりするからです。
これは私自身も身をもって感じた経験があります。
⇒舌苔を予防するには唾液が大切だと強く感じた貴重な体験
では、なぜ口臭予防に大切な唾液が年を取るとどんどん減ってきてしまうのでしょうか?
そして、唾液が減ってしまったらどんな対策をすればいいのでしょうか?
効果的な口臭対策をあなたにお話しします。
↓↓↓続きを読む前にまずこちらをクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
唾液は口臭予防にとって重要な要素
口臭を発生させる細菌は、口の中にいる嫌気性菌という酸素を嫌う細菌です。
つまり、口の中の酸素の量が少ないと嫌気性菌は活動が活発になります。
口の中の酸素が少なくなるのは、口の中が乾燥したときなんです。
唾液には酸素が含まれているので、唾液が少なくなって口の中が乾くと酸素の量が減った状態になります。
唾液の分泌が減ると口が渇くことになり、嫌気性菌が口臭をたくさん作り出してしまうのです。
朝の寝起きによく口が臭いのは、寝てる間には唾液があまり出ないからなんです。
寝起きに口の中がネバネバしているのは、唾液がほとんど出ていなかった証拠なんです。
⇒重要!唾液は口臭を改善するために大切なたった1つの要素だった
また、唾液には殺菌作用があるので最近の虫歯菌や歯周病菌などの細菌の働きを抑えてくれます。
そのため、唾液の量が少ないと虫歯や歯周病などの歯や歯茎の病気にもなりやすくなってしまいます。
年を取ると歯や歯茎が弱くなってくる原因の1つが唾液の減少なんです。
歯磨きをしっかりやって歯垢や歯石を除去しているのに、最近は虫歯になりやくすなって歯医者によく行くようになった。
それは、あなたの口の中の唾液が減ってきているのかもしれませんよ。
加齢で唾液の分泌が減少する理由
では、年を取っていくとなぜ唾液の分泌量は減るのでしょうか?
その主な理由をお話ししていきます。
身体の機能や代謝の衰え
年齢を重ねると身体の代謝が衰えていきます。
これは生物学的にも当然のことです。
唾液の分泌も代謝による身体の働きの1つです。
だから、年を取るにつれて唾液の分泌が減ってくるのは仕方のないことです。
さっきも書いたように、加齢によって唾液の量は減っていきます。
赤ちゃんの唾液の分泌量にはとてもかないません。
だから、赤ちゃんや小さい子供のころには口臭がほとんどしないのに、年を取るにつれて口臭に悩むようになるんです。
特に、30代や40代になったころから自分の口臭に悩み始める人が多いですね。
30代や40代になって自分の口臭をチェックしてみたら、口が臭いことに人生で初めて気づいてショックを受けたなんて話はよく聞きます。
⇒30代を過ぎて急に口臭に悩みだすパターンが多い3つの理由と対策法
唾液や口臭に限らず、ワキガや足の臭いなどの体臭も同じことです。
体の代謝が衰えてくることによって、体臭も強くなってしまうんです。
自律神経の乱れ
ストレスや緊張によって自律神経が乱れると唾液の分泌量が減少します。
交感神経が優位になって唾液の分泌が抑制されてしまうからです。
緊張すると口の中がカラカラになった経験があなたもあるでしょう。
それは、緊張によって自律神経のバランスが乱れてしまうからです。
子供にもストレスはありますが、一般的に年齢を重ねるごとにストレスが増えたりストレスへの耐性も低くなくなったりします。
また、体の衰えで自律神経のバランスも崩れることも息が臭い原因の1つです。
食べ物を噛む回数が減る
年を取るにつれ、噛む力がだんだんと衰えてきたり、食事に時間をかけることが面倒になってきたりします。
自分でも知らないうちに、噛む回数が減ってくるものです。
食事のときに噛む回数が減ると、唾液の分泌も減ってきて口の中が乾燥してしまいます。
また、噛むことが減ると口を閉じる力もだんだん弱くなってしまうので、口呼吸の原因にもなってしまいます。
口で呼吸する状態が普段から続いていると、ドライマウスになって口の中が乾燥します。
ですから、噛む回数が減ることは口呼吸と唾液の減少のダブルで口臭の原因となります。
口臭の原因だけでなく、食べ物をあまり噛かず飲み込むことは胃や腸への負担も多くなりますよ。
いつでも唾液を簡単にたっぷり出して口臭予防するコツ
加齢とともに、どうしても唾液の分泌が減ってしまう。
年を取ると、どんどん息が臭いようになるのは仕方ないことです。
だからと言って、あきらめる必要はありません。
唾液の分泌が減ると言っても、自然に分泌されるのが減ってくるだけです。
つまり、唾液の分泌を促してあげれば、たっぷりの唾液で潤った口になって口臭が改善されます。
そこで、いつでも簡単にできる唾液を出す方法をまとめます。
舌のエクササイズやツボ押しで唾液を分泌させる
舌や口を積極的に動かすことによって、唾液を出す唾液腺が刺激されて唾液が出てきます。
普段あまり動かさない舌をエクササイズで動かしておくと、日常的に出る唾液の量が増えてきますよ。
エクササイズ以外にも、唾液がたくさん出るようになるツボもあります。
そのツボを押してやることで、どんどん唾液が出てきて口臭を消してくれますよ。
舌のエクササイズや唾液を出すツボ押しの詳しいやり方はこちらです。
⇒どこでもすぐにできる口臭予防に効果的な唾液の増やし方
ガムを噛んだりタブレットをなめたりする
ガムを噛むと、たくさんの唾液が出てきます。
噛んで口や舌を動かしてあげることで、唾液がどんどん分泌されて口臭予防になります。
ガムは口臭ケアによいとよく言われますが、ガムの香りで口臭を消すわけではありません。
実は、ガムを噛んで唾液が出るから口臭が消えるんです。
だから、口臭が気になった時はガムをよく噛んで口臭ケアをしてください。
と言っても、ガムをクチャクチャ噛むのはどうしても気が引けるので、ガムよりタブレットがいいという場合もあるでしょう。
タブレットも口臭を消す効果がありますが、タブレットは噛まないで舐める分どうしてもガムより口臭を消す効果が低くなります。
だから、タブレットを使うのなら口臭をなくす働きをプラスされたタブレットを必ず選んでください。
口臭予防のためのタブレットの選び方はこちらの記事で詳しく説明しています。
⇒1日1粒でOK!口臭予防の効果がとても高くて使いやすいタブレット
減ってしまった唾液の働きを助ける
加齢で減ってしまった唾液を増やす方法も効果的ですが、それとは別の考え方もあります。
唾液を頑張って増やそうとするのではなく、少ない唾液の働きを助ける方法です。
加齢で唾液が減ってしまうのは、唾液が出にくい体になっているからです。
舌のエクササイズをしたりガムを噛んだりしても唾液の量がそれほど出ないことも考えられます。
それなら、唾液を無理に増やすのではなく唾液の働きを助けてあげようという考え方が効率がいいんです。
唾液を助ける方法としておすすめの方法がマウススプレーです。
いつでも口の中にシュッとひと吹きするだけで、口の中が潤って乾燥しなくなります。
さらに、スプレーの成分で唾液の働きを助けてくれて、唾液が少なくても口が臭くなりにくくなりますよ。
ただし、マウススプレーと言ってもその効果や成分はさまざまです。
ちゃんと唾液の働きを助けてくれる口臭スプレーを選ばないと全く効果がないので注意です。
唾液を助けるスプレーの例はこちらを読んで覚えてください。
⇒薬用オーラクリスター・ゼロで取れない舌苔が簡単に自然に除去できる
↓↓↓読んで良かったと感じたらクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村