口臭に悩まされるときはいくつもありますが、一番悩まされやすい時間帯は朝です。
特に、寝起きの口臭はすごく強いです。
寝起きに口が臭いのが自分でもわかるくらいひどくなっていた経験は、あなたも一度くらいはあるんじゃないですか?
朝起きたら口が臭いことに気づいた日が、デートで彼氏と会う日だったとか、友達と遊びに行く日だったとか、仕事の取引先の人と会うスケジュールの日とかだったらもう大変です。
しかも、朝の忙しいときに口が臭いのに気づいても、なかなか口臭対策をすることってできませんよね。
結局、簡単にリステリンなどでうがいをしたり歯磨きをサッとするだけで終わらせてしまっていませんか?
そして、不安なまま人と会って自分の息が臭いのを気にしながら会話していませんか?
そんなことを続けていても疲れてしまうだけで、会話を楽しむことなんてできませんよ。
人との会話や触れ合いを楽しくするためにも、口臭をすぐに改善する必要があります。
でも、なぜ寝起きはこんなに口が臭くなってしまうのでしょうか?
実は、それにははっきりとした理由があるんです。
そして、はっきりとした理由があるということは、逆に言えばしっかりと口臭予防をすることができるというわけです。
今回は、朝の寝起きの口臭がひどくなる原因と効果的な予防法をあなたに教えます。
これをしっかり実践すれば、寝起きの口臭を改善できて悩むことはなくなるでしょう。
寝起きにすごく口が臭くなってしまう大きな原因
まず、どうして寝起きにあんなにも口が臭くなってしまうのかをあなたにお話しします。
実は、寝起きの口臭の原因は誰でも起こってしまうことなんです。
ですから、寝起きに口が臭いからと言って落ち込む必要はありません。
この寝起きの口臭の原因をしっかり覚えておくことで、しっかりと口臭予防に取り組むことができます。
寝ている間は唾液の分泌が減少する
寝ている間は体が休まっている状態なので、唾液を分泌させる機能も休まっています。
そのため、寝ている間は唾液の分泌が減少します。
唾液は口臭予防にとても大切なもので、口の中の浄化や殺菌、そして消臭作用も持っているのです。
口臭予防には唾液の分泌がとても大切なんです。
⇒重要!唾液は口臭を改善するために大切なたった1つの要素だった
寝ている間は口臭予防にとても大切な唾液の分泌が減ってしまうため、口の中では細菌がどんどん増えて行ってしまいます。
そして、数を増やして活発になった細菌が口臭になる悪臭を作り出してしまうんです。
これが寝ている間にずっと行われているとしたら、寝起きに口があんなにも臭くなってしまうのも納得でしょう。
寝てる間に口呼吸になっている
口で呼吸する口呼吸は、口の中を外気にさらしてしまって口の中を乾燥させてしまいます。
口の中が乾燥してしまうと、唾液まで乾いてしまうので唾液による口臭予防の働きがなくなってしまいます。
ですから、口呼吸をしないで鼻呼吸に治すことが大切です。
しかし、昼間はきちんと鼻呼吸をしているのに、寝てる間は意識がなくて口呼吸になっていることがあります。
その状態がずっと続いて翌朝に起きると、口が臭くなっているわけです。
朝起きたときに、あなたは以下のようなことになっていませんか?
- いびきをかく
- 目覚めたときに口が開いている
- 起きたときに口の中がカラカラに乾いている
- 起きたときにネバネバした唾液のかたまりが口の中にある
- 起きたときに喉がイガイガしている
こんなことがよくあるのなら、あなたは寝ている間に口呼吸になっているおそれがあります。
唾液の減少と口呼吸。
この2つが寝起きの口臭に大きく影響する原因なんです。
寝起きの口臭を劇的に改善する効果的な口臭予防
では、いよいよ寝起きの口臭を改善する口臭予防についてお話しします。
寝る前から起きた後までの一連の流れで順番に説明していきますので、わかりやすくまとまっています。
この手順をしっかり実行することで、朝の寝起きに口臭に悩まされなくなります。
寝る前に歯を磨く
まず、寝る前にしっかりと歯磨きをしましょう。
「何を当たり前なことを」というあなたの声が聞こえてきそうですが、これがとても大切なことなんです。
寝ている間に唾液の分泌が減ってしまうことは先ほどあなたにお話ししましたね。
唾液の量が減ってしまうので、口の中では口臭を作り出す細菌がどんどん増えて行ってしまいます。
あなたの口の中の細菌が増える前にできるだけもともとの細菌の数を減らしておくことが、口臭予防に効果的なんです。
あらかじめ口の中の細菌数を減らしておけば、寝ている間に増える細菌の数も減らすことができます。
そうすれば、寝ている間に増える細菌の数も大幅に減らすことができますし、寝起きに細菌が作り出す口臭も減らすことができるんです。
歯磨きをすると言っても、ただ歯を磨けばいいわけではありません。
使う歯磨き粉をきちんと選ばないとかえって口臭の原因になってしまうことがあります。
⇒歯を磨くのに使うだけで口臭の心配がすっかりなくなる歯磨き粉
コップ1杯の水分補給をしておく
寝る前には水分補給をしておきましょう。
飲む量はコップ1杯で十分です。
寝ている間は何時間も水を飲まないですし、汗もかくので水分不足になりがちです。
水分が不足すると、口の中の乾燥の原因になります。
また、唾液の原料は水分ですから、水分不足では唾液の分泌もできなくなります。
そこで、寝る前に水分補給をすることで寝起きの口臭を改善できます。
水を飲むだけでも十分な効果がありますが、口臭予防の効果が高い飲み物を飲むとさらに効果的です。
以下の記事で、口臭予防の効果が高い飲み物を紹介していますので参考にしてください。
⇒口臭を消す効果が高い飲み物4選!たった1杯飲むだけですぐに安心!
寝ている間に口呼吸にならないようにする
水分補給をしておいても、寝てるときに口呼吸になっていては意味がありません。
と言っても、寝てる間のことって自分ではわからないですよね。
ですから、なおのこと口呼吸にならないようにしっかり対策しておくことが大事なんです。
もちろん、寝るときだけでなく普段から口呼吸を治すように心がけることが大切です。
口呼吸を簡単に治す方法を紹介したのが以下の記事です。
⇒口臭の原因になる口呼吸を治す5つの方法。あなたも簡単にできちゃう
寝る前にできる方法でおすすめは、口にテープを貼って寝る方法です。
ただし、口に貼るテープは必ず専用の口閉じテープ を使うようにしてください。
歯医者などに行かなくても、ドラッグストアに行けば市販されているものがありますよ。
もっと簡単にできる方法では、マスクをつけて寝る方法もおすすめです。
テープをわざわざ購入しなくても、マスクがあればそれをつけるだけで効果があります。
口の乾燥を予防するのが目的なので、マスクから鼻は出していても大丈夫です。
朝の寝起きにはすぐに歯を磨く
寝る前にも歯磨きをしましたが、朝に起きてもすぐ歯を磨いてください。
これで寝起きの口臭がかなり改善されます。
寝る前に歯を磨いても、口の中の細菌を完全にゼロにすることはできません。
そのため、どうしても寝てる間に口の中では細菌が増えてしまっています。
増えた細菌をそのままにしておくと口臭がひどくなるので、起きたときにも歯磨きが必要なのです。
朝食を食べる
朝に起きてすぐ歯を磨いたら、朝ご飯をしっかり食べましょう。
空腹のままでいると、体の生理的な機能が低下するために口臭が発生しやすくなります。
だから、朝食を取らないで出かけるなんてことはせずに、しっかり朝食を食べてください。
朝食の内容は、特に和食がおすすめです。
しっかりよく噛んで食べることで、唾液の分泌も促せるので口臭予防になりますよ。
⇒1日の口臭をなくすために必ず朝にすべきたった1つのこと
朝の寝起きの口臭を予防する方法まとめ
最後に、寝起きの口臭を予防するための方法の手順をまとめます。
①寝る前に歯を磨く
②コップ1杯の水分補給
③寝てる間に口呼吸にならないようにする
④朝に起きたらすぐに歯を磨く
⑤朝ご飯を食べる
これで、朝の寝起きの口臭対策はバッチリです。
その後にいろんな人に会っても、口臭を気にせずにコミュニケーションを楽しめる1日になるでしょう。
↓↓↓読んで良かったと感じたらクリックお願いします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村