歯ブラシは口臭予防にとても大切なものです。
良い歯ブラシで歯を磨くから、きちんと歯を磨くことができると言っても過言ではありません。
正しい歯の磨き方で歯を磨くことも大切ですが、歯ブラシの選び方が間違っていては正しい歯磨きはできません。
きちんと正しい歯磨きができていないと、虫歯や歯周病はもちろん舌苔の原因にもなってしまいます。
しかし、一般的な歯ブラシだけでも数多くのものが販売されています。
電動歯ブラシなども含めると。その種類は何千にも及びます。
これだけ多くの歯ブラシがあってどれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
普通の歯ブラシでさえ買うときに迷ってしまうのに、電動歯ブラシなんてもっと迷ってしまうでしょう。
特に、電動歯ブラシは普通の歯ブラシと違って価格も高いです。
購入を絶対に失敗したくないですよね。
そもそも、電動歯ブラシは普通の歯ブラシとどう違ってくるのでしょうか?
一口に電動歯ブラシと言ってもいろいろな種類があって、それぞれ仕組みも特徴も異なります。
どんな種類があって、どの点を見て選べばよいのかよくわからないと思っていることでしょう。
でも、心配いりません。
今回は、口臭改善や口臭予防に役立つ歯ブラシの選び方についてあなたにお話しします。
歯ブラシと電動歯ブラシの特徴について比較しながらまとめます。
さらに、電動歯ブラシの口臭予防への効果やあなたにおすすめの電動歯ブラシはどれなのかもまとめます。
電動歯ブラシの選び方や使い方に、ぜひ参考にしてくださいね。
これを読めば、あなたの毎日の歯磨きの効果がガラッと改善されますよ。
歯ブラシの形状と選び方のコツ
歯ブラシの形で選び方の基準となる部分は、ヘッドとブラシと柄の3つです。
この3つで、磨きやすい歯ブラシの条件は以下になります。
歯ブラシのヘッドは小さめのものを選ぶ
ヘッドの部分が大きいと、口の奥まで歯ブラシを入れて歯を磨くのが難しくなります。
小さめのヘッドの歯ブラシが奥歯を磨くのがやりやすいですよ。
山切りカットの形状の毛は避ける
山切りカットの歯ブラシがありますが、それぞれ歯の生え方や歯並びは違うもの。
かえって歯にしっかりとあたらずに、うまく歯が磨けないこがあります。
山切りカットの歯ブラシは選ばないようにしましょう。
柄は握りやすいものを選ぶ
手に持つ部分の柄については各個人で握りやすいものを選ぶのがベストです。
私の経験では、柄は長いほうが握りやすくて奥歯を磨きやすかったです。
また、柄の部分に親指を添えるための突起がついているものがあります。
これがあるだけで、歯の磨きやすさが全然違うと感じました。
柄は長めで親指を添える突起がついている歯ブラシが使いやすいです。
歯ブラシの選び方まとめ
使いやすい歯ブラシの選び方
- 小さめのヘッドの歯ブラシを選ぶ
- 山切りカットの歯ブラシは避ける
- 柄は長めのほうが持ちやすい
- 親指を添える突起が柄にあると磨きやすい
私が使っている歯ブラシは、親指を添える部分があるのですごく磨きやすいですよ。
しかも、一般的な歯ブラシの約10本分にあたる4000本以上も密集した超極細毛の歯ブラシです。
歯の汚れをみるみるからめとってくれるのが、使ってて気持ちよくてお気に入り。
詳しくはこちらです。
⇒ころころ歯ブラシを毎日の歯磨きに使わずにいられない3つのメリット
電動歯ブラシの種類と選び方
歯ブラシの次は、電動歯ブラシについてまとめます。
一般的な歯ブラシは、手に持った歯ブラシを歯に当てて動かすことで歯の汚れや歯垢を落とします。
それに対して、電動歯ブラシの使い方はスイッチを入れてただ歯に当てるだけです。
ブラシを手で動かさなくても、電力で自動的にヘッドの部分が動いて歯を磨くことができます。
電動歯ブラシには、大きく分けて以下の3種類があります。
- 電動歯ブラシ
- 音波歯ブラシ
- 超音波歯ブラシ
電動歯ブラシ
3種類の中で一番オーソドックスなのがこの型です。
モーターの力で歯ブラシのヘッドを動かすことで、手で動かす動きをかわりにやってくれます。
ですから、歯ブラシを手に持って歯に当てているだけで磨くことができます。
ただ単に「電動歯ブラシ」と言った場合、この種類を差すことが多いですね。
ブラシの動きには、丸いヘッドが回転する回転型と、四角形のヘッドが並行方向に振動する振動型の2種類があります。
ちなみに、昔のわが家にあった電動歯ブラシは丸いヘッドの回転型でした。
音波歯ブラシ
20Hz~20,000Hzの周波数が音波と呼ばれます。
この領域内の周波数で振動する歯ブラシを音波歯ブラシと呼びます。
音波を発生させる装置が組み込まれており、モーターで振動する電動歯ブラシより多くの振動数で振動します。
そのため、電動歯ブラシより高い清掃効果が期待できます。
さらに、ブラシの毛先が接していない深い部分まで磨けます。
歯と歯茎の間の深い部分や奥歯の親知らずまでしっかり磨けるので、歯垢や歯石を除去する効果のアップが期待できます。
しかも、ブラシが大きく動かないので歯茎を傷めてしまう心配がありません。
ただ、歯ブラシの仕組みが複雑なので本体価格が高くなります。
電動歯ブラシより価格が高いことが強いて言えばデメリットでしょう。
超音波歯ブラシ
超音波歯ブラシは音波よりもさらに高い20,000Hz以上の周波数でヘッドを振動させます。
この超音波の周波数の領域になると、高すぎて人間の耳には音として聞くことができないレベルです。
人間には聞こえないくらい高い周波数で、歯垢の付着力を弱めたり細菌を破壊したりすることもできます。
また、口の中の水分(唾液など)を超音波が伝わっていき、細かい部分まで超音波の力で清掃できます。
ただし、超音波ではブラシの毛先はほとんど振動しません。
歯の表面についた歯垢や食べカスを除去するには、歯ブラシを持つ手を動かす必要があります。
音波歯ブラシと違って歯ブラシを手で動かさないといけません。
「歯ブラシを歯に当てるだけのカンタンな歯の磨き方をしたい」という人にはおすすめできません。
また、超音波歯ブラシは音波歯ブラシよりもさらに価格が高くなるのもデメリットです。
値段を気にしないのであれば音波歯ブラシがおすすめ
普通の電動歯ブラシは安いのでは1000円台から買うことができます。
しかし、安い価格のものになるとそれなりの性能になってしまいます。
振動数が少なかったりすぐ壊れてしまったりと問題のある製品もあります。
ですから、周波数が高くてブラシの振動数が多い音波歯ブラシがおすすめです。
音波歯ブラシの価格は数千円~2万円くらいまであがります。
でも、長い間しっかりしたオーラルケアができることを考えればコスパは良いですよ。
ただ、電動歯ブラシは本体以外に替え歯ブラシのコスト(4本で5000円くらい)もかかってくることは注意が必要です。
電動歯ブラシを使ったときの口臭予防の効果
では、実際のところ電動歯ブラシは口臭予防に効果があるのでしょうか?
電動歯ブラシって使ってみたいけど、実際のところどうなんだろう?
値段も高いし・・・
そう思ってためらってしまっている人も多いでしょう。
あなたもそうではありませんか?
結論を言ってしまうと、電動歯ブラシを使えば確実に口臭予防になるとは言えません。
電動歯ブラシを使ったからと言って全ての口臭が予防できるわけではないのです。
ただ、もちろん効果がある部分はもちろんあります。
では、電動歯ブラシを使って改善効果がある口臭と改善できない口臭の違いは何なのでしょうか?
通常の歯ブラシで治らない口臭は電動歯ブラシでも治らない
電動歯ブラシは便利ですが、最終的な効果や目的は普通の歯ブラシと何ら変わるものではありません。
歯磨きの主な目的は、食べカスの除去や虫歯や歯周病の予防であり、それが口臭予防になるわけです。
電動歯ブラシは、一般的な歯ブラシによる歯磨きの手助けをしているにすぎません。
言ってしまえば、ブラシの部分が動くことによって時間短縮になっているだけなんですよ。
そもそも歯の磨き方が間違っていたら、いくら電動歯ブラシを使っても効果なしなんです。
⇒電動歯ブラシが効果ないと言う前に知らないと損する歯磨きのコツ
以前の記事でも書きましたが、歯の部分は口の中の25%くらいしか占めていません。
ですから、歯磨きだけでは口臭の100%を予防できないんです。
それは、普通の歯ブラシでも電動歯ブラシでも同じです。
虫歯や歯周病が口臭の原因であれば、歯科医院で治療することが必要です。
虫歯や歯周病の治療のほかに唾液の分泌も重要です。
心の緊張状態が口臭の原因になることもあります。
電動歯ブラシを使えば歯磨きの効果がアップして時間短縮になります。
でも、それだけで口臭の全てを予防できるわけではありません。
くれぐれも、口臭を治すのに電動歯ブラシに頼りすぎないようにしてくださいね。
電動歯ブラシの選び方まとめ
電動歯ブラシまとめ
- 電動、音波、超音波の3種類がある
- 私が一番おすすめするのは音波歯ブラシ
- 電動歯ブラシはあくまで歯磨きの時間短縮が目的
- 電動歯ブラシに頼り過ぎない
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